日高発祥ブランド商品紹介
日高地方で生まれた県外からも幅広い人気と知名度を誇るブランド
・ゆら早生
・金山寺味噌
・黒竹民芸品
・南高梅
・きしゅううすい
ゆら早生
“薄く柔らかい皮に詰まった溢れるみかん果汁【高糖系早生種】”
由良町三尾川の山口寛二氏が、昭和35年に270本の宮川早生を植栽。昭和60年、このうちの一樹の枝先の極端に着色の早い果実が数個なっているのを発見。和歌山県果樹園芸試験場の協力のもと調査を行い、有望な枝変わりであることが確認され、旧由良町農業協同組合により、平成7年9月14日に登録番号第4723号「ゆら早生」として種苗登録。果実の特徴は、果肉色の紅色が濃いうえに糖度も高く、早い時期(10月上旬)から甘いみかんを味わえることから、品薄状態になることも多い人気の品種です。
取扱店舗
・ファーマーズマーケットさわやか日高
関連商品
・YURA’nジュース(由良早生プレミアム)
・みかんこい梅
金山寺味噌
“宋へ渡った一人の修行僧が伝えた味”
誕生の起源は、鎌倉時代に宋での修業から帰国し1254年に興国寺の開山となった法燈国師が金(徑)山寺味噌の製法を伝えたとされています。大豆・米・麦・野菜等から作られ、熟成期間の短いものでは、1週間、長くて3カ月で、調味料としてではなくおかずや酒の肴としてそのまま食べられています。
取扱店舗
・道の駅SanPin中津
黒竹民芸品
“伝統を繋ぐ深みのある高貴な主張”
中国原産の淡竹(はちく)の一種で、青竹と比較して幹が細く、外皮が黒いのが特徴。和歌山県内では、熊野古道鹿ケ瀬峠を越えた麓の原谷地区に自然の恵みとして群生しており、明治・大正・昭和・平成と幾多の変還を経て、人々の黒竹を慈しむ心と、黒竹の「良さ」を生かす努力により地域の産業にまで高められてきました。民芸品としてのスタートは、昭和50年頃に黒竹の付加価値を高めるため、地元の高齢者を中心として加工品作りを思い立ち、紀州黒竹民芸品組合を設立し黒竹を二次加工した民芸品作りに取り組んだことに由来します。現在では、見た目の美しさから花瓶入れ、箸、ボールペン等の民芸品をはじめ暖簾の棒や家具、垣根、庭の植え込み等の装飾品にも活用されています。
動画
・黒竹民芸品 PR動画
南高梅
“世界に誇るブランド品種”
昭和25年、梅の優良品種を統一し市場の安定を図るため、地域に適した梅を見つけようと、地元南部高校園芸科教諭を委員長に梅優良母樹調査選定委員会を設立。町内の数多くの品種の中から5年間に亘る詳細な調査を行ったうえ、高田梅を最も優れた品種として選定しました。現在の南高梅というブランド名は、この5年間にわたる調査、南部高校園芸科の生徒たちの地道な調査研究が評価され、南部高校の愛称から「南高」と名付けたことに由来します。豊産性で表面に紅がかかる大きな果実で果肉が厚く皮が薄いところが特徴で、昭和40年「南高」が名称登録され、昭和51年には東京市場への出荷が開始されました。徐々に品質の良さも認知され、全国や海外からも高く評価されるほど人気の高い梅の品種となり、現在では冠たる知名度を誇るブランドとなりました。
取扱者
・JA紀州
・てらがき農園
取扱店舗
・ほんまもんふるさと産地直売所
関連商品
・とまと梅
・塩零梅
・農薬を使用していない南高梅(昔梅)
・うす塩味梅はちみつ入り
・プレミアムダイアモンド梅
・本格みかん梅
・紀州産カリカリ南高しそ梅
・紀州の梅くらべ
・梅の想い
・薬師乃風
・薬師乃蜜
・みなべのこだわりフィナンシェ
・梅ケーキ
・紀州梅酒 縁-ENISHI-
動画
・南高梅 PR動画
きしゅううすい
“焼き立てのおいしさは格別”
うすいえんどうの栽培は、大正時代に始まり、日高地方を中心に、戦後栽培面積が急増。きしゅううすいは、莢をむいて中の豆を食べる「実えんどう」。温暖な気候を活かし、実えんどうの生産量は日本一。ほくほくとした食感と上品な甘みが特徴で、豆ごはんは春のごちそう。
取扱者
・JA紀州
取扱店舗
・ほんまもんふるさと産地直売所
・フレッシュマート
関連商品
・うすいえんどう柏餅