ひだか広報家のお仕事 フィールドワークNo.1

ひだか広報家のお仕事のメンバーが現地のおすすめ情報について紹介します。

・北吉田蓮の郷

 北吉田蓮の郷に咲く「舞妃蓮」は、大賀蓮と王子蓮を交配してできた品種です。散り方に特徴があり、通常の蓮は開花後そのまま真下に花弁が落下しますが、舞妃蓮は少し捻じれるように(舞うように)花弁が落下します。

 開花の様子は日数ごとに異なり、1日目は花弁の色が濃く、午前を過ぎると花弁が閉じていきます。2日目は1日目よりも花弁の色が薄くなりますが、1日目同様に午前を過ぎると花弁が閉じていきます。3日目は花弁の色が抜けており、午前を過ぎても花弁が閉じません。4日目から花弁は散り始めます。時間帯は6時前~10時頃までが見頃です。

 蓮は種から栽培する場合花が咲くまで2年かかり、蓮の管理は難しく、花が根元に着いてから開花まで約60日間、栽培場所の肥料濃度を一定の範囲内に維持する必要があります。その期間中、一度でも肥料濃度を範囲外にしてしまうと、開花は望めません。蓮は開花後種子を形成しますが、種子は雑種のため、池に種子が落ちないよう花托(もしくは果托)を全て刈り取り処分しています。この作業により最初に移植した蓮の形質の維持に努めています。

・ひだか広報家のお仕事について
日高振興局の若手職員を中心に結成された和歌山県日高地方の情報発信力プロジェクトチームです。

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