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和食の源流は日高にあり

和食の源流は日高にあり(食材篇)

醤油しょうゆ

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 和食を象徴する調味料である醤油は、和歌山県日高郡由良町で誕生したといわれています。鎌倉時代、興国寺の僧である覚心が中国から金山寺味噌の製法を持ち帰り、その製造過程で生まれた液体が醤油の発祥だといわれています。
 日本の味の原点ともいえる醤油は、由良町から日本中に広がり、今も私たちの食卓を彩り続けています。

鰹節かつおぶし

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 和食に欠かせない旨味の源である鰹節は、17世紀、和歌山県日高郡印南町の漁民である角屋甚太郎親子により考案されました。初代甚太郎が煙で燻す工法を考案し、二代目甚太郎により鰹節の製造法が確立されました。
 鰹節の製造法は、令和の世となった今も、変わることなく現在に伝えられています。

南高梅(梅干し)なんこううめ

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 国産梅のトップブランドである南高梅は、和歌山県日高郡みなべ町で生まれました。南部高校の教諭と生徒が中心となって、数ある中から優良品種として高田梅を選抜。その際の生徒の努力に敬意を表し「南高梅」と名付けられました。
 南高梅は、皮が薄く果肉がやわらかいのが特徴で、梅干しや梅酒、加工品としても最高級品と評価されています。

真妻わさびまづまわさび

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 高級わさび品種である真妻わさびは、和歌山県日高郡印南町発祥で、栽培が難しいため「幻のわさび」と称されており、粘り強さと香り、辛味、甘味、苦味の絶妙なバランスが魅力です。
 水量の減少など生育環境の変化などから生産者は減少していますが、現在も発祥地としての誇りを守り続ける農家が伝統を継承しています。